3ヶ月に1回聴きたくなる「きのこ帝国」
わかる??この気持ち、、、!!
毎日アホみたいに聴きたいってわけではないんだけどある程度のスパンで聴きたくなるバンドがきのこ帝国だと勝手に思ってる。
特に、結構重めのロックをたくさん聴いてた期間が一旦冷めてくると聴きたくなるの。
きのこ帝国
きのこ帝国は2007年に結成・2015年にメジャーデビューしたバンド。バンド名は「ゆらゆら帝国」からつけられたらしい。まぁ、なんとなくわかるよね。2019年に活動休止。
きのこ帝国の魅力はなんと言ってもボーカルの佐藤千亜妃がかわいいこと。
なんか、めっちゃくちゃ万人受けしそう(褒めてる)な顔してるよね?新垣結衣とかその辺が好きな人はたぶん好きだと思う。
まぁ、冗談ですけど(半分ほんと)
音楽としては全く売れ線ではないバンド。フェスでただ騒ぎたいだけのキッズは絶対好きじゃないと思う。拳振り上げて聴くには惜しいバンド。目を瞑って感情のままに聴いて欲しい音楽。シューゲイザー路線というか最近の流行では断じてない。
シューゲイザーとは
エフェクターを緻密に使って生んだ歪んだギターサウンドで、甘くて優しい主旋律を引き立てるような音楽。浮遊感があるような音が特徴。
ましてやロックフェスが大盛況な昨今のご時世にこの音楽で勝負するのは音楽で食べていくなら無謀だなと思うのが普通の見解だと思う。
実際、僕も今現在で大流行する音楽だとは思わないしシューゲイザーの流行はせいぜい20年前くらいで終わってる。ただ、だからこそ一周回って新しいと思わせることが出来れば時代を作るバンドになったのかなと期待してたんだけど、活動休止した。メンバーの脱退が理由らしい。まぁ、実質解散だろう。
かなしー!!!!!
別に熱狂的なファンでは無いんだけれども、きのこ帝国がこれからどう成長していくかは楽しみにしてただけに割と落ち込んだ。
きのこ帝国を世が知ったのは恐らく『フェイクワールドワンダーランド』だと思う。ディズニーのアトラクションにありそうな名前だよね。
1.東京
2.クロノスタシス
3.ヴァージン・スーサイド
4.You outside my window
5.Unknown Planet
6.あるゆえ
7.24
8.フェイクワールドワンダーランド
9.ラストデイ
10.疾走
11.Telepathy/Overdrive
代表曲となった東京・クロノスタシスが収録されていて、きのこ帝国の中ではウケが良い方のアルバムなのではと思う。
でも、シューゲイザー中心だった他アルバムに比べて正統派な音楽に変わったアルバムなだけに以前のきのこ帝国の音が好きだったファンからは結構批判されたらしい。確かに浮遊感というか透明感というか彼らが持つ独特な雰囲気というものは無くなっている。
序盤はそうでも無いけど終わりに近づくにつれて駆け抜けていく様な焦燥感みたいなのがある。それが良い悪いは別としてアルバムごとに作風を変えて挑戦していく姿勢は強気で良いなと思うし自分たちを確立するまでは(してからでも)多少強気にいくのが正解みたいなところはある。
個人的には2016年の『愛のゆくえ』が1番好きかもしれない。
このアルバム、なんというか今までのきのこ帝国の全てが詰め込まれているようなアルバムな気が勝手にしてる。だからと言ってバラバラに散らかっている訳ではなく1つの物語のように全て繋がってるように感じる。
哀愁とかエロとか他ジャンルの感情が全て「きのこ帝国」という感情にまとめられてしまうような感覚に陥りそうになる。
なんというか単純明快な言葉で言えば『えもい』
この言葉そんなに好きでは無いのだけれど、それ以外に僕のボキャブラリーでは形容できない作品なの、、、、。音楽ってそういうものじゃん?
まぁ、何言ってるかわからないだろうから自分の耳で聴いてみてください。ちょっと眠くなるかもしれないけど我慢してね
僕の期待を裏切って復活してくれる日を待ってるぞー!!!